科学技術への顕著な貢献2010に有賀克彦氏が選ばれました。
2010.12.17論文紹介/Focus papers
STAM誌に出版されたレビュー論文が材料科学分野で最も高い被引用論文に。
科学技術政策研究所(NISTEP)が、科学技術の振興・普及において顕著な貢献を認める10組13名の研究者を「ナイスステップな研究者」として選定し、2010年の「ナイスステップな研究者」を2010年12月17日報道発表しました。
報道によると、2010年は、科学技術政策研究所の調査研究活動及び科学技術政策研究所の専門家ネットワーク(約2,000人)の意見を参考に、科学技術分野においてここ数年間になされた顕著な業績の中から、特に科学技術政策上注目すべき方々を選んだとのことで、(独)物質・材料研究機構 国際ナノアーキテクトニクス研究拠点の有賀克彦主任研究者が、超分子の機能性材料への応用研究で世界的な注目を集めたとして、その一人に選ばれました。
同氏が執筆したレビュー論文
Challenges and breakthroughs in recent research on self-assembly
Katsuhiko Ariga, et al.
Sci. Technol. Adv. Mater. (2008) Vol. 9, p.014109.
は、本日までに215回という高被引用、閲覧数も12,000回を越える注目を集めています。
(参考)